2015年7月31日金曜日

ジガバチの産卵行動を目撃

"狩りは幼虫の食糧確保のために行なわれる。産卵前に食料にする獲物に毒針で毒を注入する。獲物はまったく動かなくなるが、これは神経を麻痺させてあるだけで、殺してはいない(死ぬと肉が腐って幼虫の餌とならない)。その後、巣(幼虫室と呼ぶ)を作って獲物を運び入れ、卵を一つ(種によっては複数)産み付ける。雌は幼虫室を閉じて出ていき、二度と戻らない。
Wikiからの引用ですが、今日、まさにこの場面に遭遇しました。
2日くらい前から、仕事場の三和土(たたき)のキワに、ジガバチが穴を掘っていたんです。直径8mmくらいのを2つ。
夕方、にわか雨があって、ちょっと涼もうかと外に出ようとしたら、ジガバチが忙しくなんかやっている。三和土にしゃがんで観察してみると、穴の脇に2cmくらいのなんかの幼虫がいて、これは動いていないんだけど、ジガバチがそいつを穴の中に引きずり込む。でも穴が浅くて入りきらない。穴の外に出て、幼虫を引っ張り上げて出して、穴を少し深くする。そしてまた穴の中に引きずり込むんだけどまだ浅い。また引っ張り上げてチョット深くして、、、、、、、、それを何度も繰り返していて、雨が降ってきて大慌てな感じが可笑しくてね。深さが確保できて、穴を埋めるのがまた面白くて、犬がウンチに後ろ足て砂をかけるみたいに埋めていくんです。穴がどこだったか判らないほどきれいに埋めて飛んでいきました。

ジガバチの生態なんて知らないから、食料を雨から守るために埋めているのかななんて思いながら観ていたんだけど、こういうことらしい。穴が一つ残っているから、また来るのかな。
こういうの観ていると、ほんと不思議に思います。不思議なだけじゃなくて、怖いような、悲しいような。生物の情報って、どこまで保存されるんだろう。

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