2015年8月3日月曜日

「戦後史の正体」-必読です

土、日で読んだ三冊の内の一冊「戦後史の正体」、これがおもしろかった。
買ったまま溜め込んでおいて、結局読まずに処分ってのも結構あるんだけど、これはそうしないでよかった。
元外交官が、”高校生でもわかるように”終戦から現在までの日本の歴史を、アメリカとの関係に絞って書いたものです。
この本に一貫して書かれているのは、戦後、目まぐるしく変わる世界情勢の中、米国の徹底した国益優先主義にもとづく日本に対する圧力と、日本の「対米追従」です。米国の横暴さとそれに逆らえない日本の不甲斐なさを嘆くという側にかなり寄っています。反論も多いでしょうが、面白いです。戦争から現在に至るまでいろいろと興味が湧いてきます。戦後70年、ぜひ、一読を。


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