2015年1月31日土曜日

雪景色

きのうは、かなり広い地域で雪が降ったようです。
ここ信州の南部もほぼ一日降りましたが、それほど多くはありませんでした。

そして今日は、朝から晴れ。美しい雪景色です。


僕は、雪景色が他のどんな風景より好きです。
太陽の光をキラキラ反射して眩しい真っ白な風景は、美しい。

しんしんと雪の降る夜も良いもので、散歩することも有ります。
冷たい空気がいつもより清潔に感じられます。静寂の中、雪を踏みしめる音と、自分の呼吸音だけを聞きながら歩きます。

随分まえに、エスキモーについて書かれた本を読みました。
その中で、今でも覚えていることが有ります。
雪の地に生きるエスキモーに、”雪”に相当する言葉が無いというのです。
エスキモーにとって、雪は生活に密接に関わるものだから、どんな性質の雪なのか、どんな降り方をしているのか、そういった様々な状態の雪を表す言葉がたくさんあるのであって、全部をひっくるめて呼ぶ雪という言葉はできなかったということです。

僕の住む地域は、雪は多くは降りません。家の前の通りの雪かきをたまにするくらいで、一日に20センチも降ったら大雪です。
だから、雪景色が美しいなんて言ってられるんですよね。
豪雪地帯に住む人たちは雪景色が美しいとは思わないでしょうね。当たり前の風景ですから。

2015年1月28日水曜日

ゴルフに体重移動は?

昼飯をサッと済ませて、ゴルフの練習に行ってきました。

信州の長いオフにも、毎週欠かさず練習に行きます。
スコアはなかなか良くはなりませんが、あれやこれや考えて試してみる練習は、ラウンド同様楽しくて苦になりません。

こういうタイプですから、約10年、随分いろいろなことを試してきました。
それで、去年位から自分なりに確信を持って取り組んでいるのが、

1) アドレスからトップまでの軌道と、そこからインパクトまでの軌道が一致しているのがベスト。

2) そうなるためには、切り返しで少しでも力むと、軌道がずれてしまう。トップの速度ゼロの状態 から徐々に加速してインパクトを迎えるイメージが有効。

3) レッスン記事でよく目にする、体重移動とか下半身主導という動きは必要ない。むしろ、なるべく、ベタ足でインパクトすること。そのくらいの感覚でも、体重移動は充分する。

大きな点は以上の3つです。

ゴルフを始めて数年間やっていたことと正反対とも言えるくらいの事を目指しているのですが、以前から、こういうやり方を薦めているプロもたくさんいるんです。初心者の頃、2年程、毎週ゴルフ雑誌を購入して知識は仕入れていたので記憶にあるのですが、やっと今、理解出来てきたのかなと思います。

これから約2ヶ月、練習に励みます。
そして、ラウンドの記録をこのブログに残していこうと思います。



2015年1月27日火曜日

朝日山 千寿盃

今日の晩酌で、初めての酒を頂きました。

「朝日山 千寿盃」 新潟 朝日酒造の酒です。
”アル添”で安い酒です。四合瓶税込み897円です。レトロなラベルが素敵です。
仕事を終え、近くの行きつけの酒店へ。そこで初めて目にしました。最近扱いだしたとのこと。
ご主人が、これは冷蔵庫に入れずに保管してありますと言って出してきてくれたのですが、この時期の信州は冷蔵庫の外のほうが冷えるくらいです。

まずは、冷やで。
アル添酒の味ではあります。でも、醸造アルコールの角が立ったような感じはありません。香りは強くはなく、酸味は強目です。すっきりとした味わいは新潟の酒らしいと思います。
ぬる燗で。
強めの酸味が抑えられ、甘みが立ってきます。程よい辛口が飲み飽きません。

”IWCグレートバリューチャンピオンサケ2014”に選ばれたということです。
この賞は、値段が1000円以下で、生産量が基準以上の、つまり、安くて広く飲まれているサケのなかのチャンピオンを選ぶと言うもののようです。
賞を獲ったからどうのはいいとして、そんな意図の賞があるなんて知りませんでしたが、いいなと思います。
日頃呑む酒って、値段の高い安いは関係なくしても、こういう酒になるように思うんです。


ハクキンのカイロ

これを使うようになって3シーズン目です。

ハクキンのカイロ。
本当に、買ってよかったと思っています。不満なところがありません。
使い方は簡単です。燃料のベンジンをチョットだけ入れて、触媒部分をライターで3秒くらい炙るだけ。これで一日温かいんです。
燃料を注入するときに使う付属の部品と別売りのベンジン容器も文句なしに使いやすくて、もう完成形と言えるんじゃないでしょうか。
僕は、12月から2月まで、毎日使っています。使い捨てでないものを使うのって満足感もありますしね。使えば使うほどコストダウンです。


2015年1月25日日曜日

左手マウスのデメリット

仕事柄、ほぼ一日中、パソコンの前です。
僕は左利きで、マウスも左です。
左手マウスは、キーボード操作に適しています。
マウスから手を離さずに右手寄りにあるテンキーを触れる事ができるからです。これは作業効率にかなり影響してきます。右利きなのに左手マウスをマスターしている人も、僕の周りに二人ほどいます。
しかし、デメリットも有ります。Escキーが押しにくいんです。Escキーって、使用頻度高いと思いませんか。僕の仕事のせいもあるかもしれませんが、テンキーの次くらいに使うような気がします。それが右手から一番遠いところにあるので、かなりの負担になります。
同じように感じている人は沢山いるにちがいありません。
これは、Escキーを右上の所にもう一つ付けるだけで解決できる問題です。
なのに、Escキー2個付いたキーボード、調べてみても無いんです。
さまざまなニーズに答えた製品が見つかり過ぎて困ってしまうほどの世の中なのに。

そこで、Escキー対策に、マウスで対応することになります。
マウスのボタンに任意のキーを割り振る事のできる高機能マウスです。
ネットで探すとズラリと出てきますが、ここでも問題が生じます。
なぜか、高機能なものほど、形が左右非対称で右利き用しか無いんですね。
左利きは、人口の10%位らしいですが、右利きで左使いの人も合わせたら結構な需要がありそうに思えるんですけれどねぇ。
そんな中で、無線の方がいいけど無けりゃ有線でもよくて、左用は無いから諦めて、右利き用でも使っているうち慣れるだろうけど、できれば対称形の物、という条件で選んだのが、現在使っている、Logicool  G300r というモノです。有線で対称形のゲーミングマウス。Escキーを割り振るだけで、とても快適に仕事ができるようになりました。

で、結局なにを言いたいのかというと、そんなもの買う人いるの?とか、そんなとこどうでもいいだろうって思える商品が溢れかえっているのに、切に望むものが案外無かったりするものだなぁ、ということでした。 

2015年1月24日土曜日

”酒”とは日本酒の事を表す言葉なんじゃないのか

酒が好きです。ほぼ毎日、頂きます。

日本の中で”酒”という言葉は、ビールやウイスキーやワインなど、すべてのアルコール飲料をひっくるめて表すのに使いますよね。
でも、本来は米から作る日本酒の事を表す言葉なんじゃないのかなぁ、と思うんです。
”ビールが好きです。” ”ワインが好きです。” ”ウィスキーが好きです。”
で、酒が好きです。と聞けば、日本酒が好きなんだな、と理解されるようになってほしいなぁと思っているんです。外国でも、といっても聞きかじっている一部の国ですが、"SAKE"は日本酒のことですしね。

僕はアルコールなんでも好きなんですが、一番は”酒”です。日本酒です。

純米とか、アル添とか、辛口とか、甘口とか、こだわりはありません。そういう物だと、そういうふうに作られたんだと思って楽しみます。”すべての酒はうまい”が座右の銘です。
昨日、この週末用に酒を4合瓶で二本買ってきました。
一本は初めての銘柄で、もう一本は何度もリピートしているこれ。

寒い季節は、温かい酒が最高です。
この「獺祭」って、有名ですよね。有名になると逆差別的な気持ちが出てきてしまいます。
僕にもそういう所ありました。でも、それは正しくないと、飲んでみて思いました。二年ほど前に。
有名、無名にかかわらず、出会いを楽しもうとおもいました。
それで、この酒ですが、精米歩合50%の純米酒なのに、”お燗専用 温め酒”とあります。
とあれば、当然のごとく温め前と温め後を飲み比べてみることになります。
温めなくても美味しいのですが、少し温めるだけでふくよかで、深みのある味わいがでてきます。
ああ、ちがう!と思わず独りごちてしまうくらいです。

味以外の日本酒の良い所に、”値段”があります。何かの理由でプレミアが付くようなことがなければ、高くても4合瓶で数千円以内で楽しめますから。

2015年1月23日金曜日

ゴルフ寺に行ってきました

ゴルフ寺に行ってきました。

正式には、信州は高遠にある ”弘妙寺”といいます。ググればおそらく頭に出てきます。
高く、遠くへと、ゴルフには縁起の良い名の地の中で、一番高い所にあるお寺だという事がゴルフ寺となった由来だと聞いたことがあります。

僕、かなりのゴルフ好きなんです。11年前に友達に誘われてあまり気乗りもせずにやってみたら大ハマリ。それまでやっていたサッカーもスキーもピタリとやめてしまいました。

今日、急にお客様の回答待ちになり時間ができたので、以前から一度訪ねてみたいと思っていたここに行くことにしました。我が家から割りと近くなんです。

広く整備された道から外れた所からは結構な坂道。道幅も狭い。


ここ最近暖かくて雨が降ったりしたから来られたけれど、そうでないとこの時期は来られないとお寺の方もおっしゃっていました。

こんな道を数キロ登って、着きました。
予想よりずっと大きくて立派で驚きました。
なのに写真がひどいことになってしまいました。おまかせモードになっていなくて、トイカメラみたいになってしまいました。全部。せっかく来たのに。








お守りを一つ買いました。これです。去年は、1ラウンドで5発OBもありましたから。





他にも 「百切成就」 「3パット除」 や、ボールマーカーなど。訪ねてきた有名プロたちの写真もたくさん。これには、なんだかなぁってな感じも少しだけしました。お守りは千円。

買ったお守りにお線香の煙をあててくれます。写真が残念です。





とにかく立派なお寺です。800年続いているんだそうです。天然の赤松でできていて、つまり植えたものではなく自然と生えた物を使っていて、三千年持つと言われているなんて話もしてくれました。

見事な天井絵。返すがえすも写真が残念です。





帰路の途中、思わずブレーキを踏みました。




リアルすぎます。効果絶大。


そんな訳で、思いもよらない楽しい休日になりました。




2015年1月22日木曜日

"何がジェーンに起こったか?"

去年の暮に、正月休みに観ようと思って映画のDVDを何本か買ったんです。

なのに、一番短い50分足らずの無声映画を一本観ただけでした。毎日、朝から飲んだくれてて。

で、最近になって残りをぼちぼち観だしたんですが、素晴らしい作品に出会いました。
素晴らしいというより、すごい作品です。


"何がジェーンに起こったか?"

50年以上前のモノクロ作品です。有名な作品ですから知ってはいたのですが、驚きました。
DVDのケースの裏には、”ハリウッドの内幕を描くサイコ・サクペンス”なんてありますが、
ちょっと違います。ハリウッドの内幕はあんまり関係ないです。

歌と踊りで大人気の子役スター、ジェーンの華やかな舞台シーンから物語は始まります。
舞台の袖には、母親といっしょに、複雑な表情で見つめる姉のブランチ。
そのショーのあとに、この物語のエンディングに強烈に効いてくるエピソードがあります。
場面は約20年後。
姉妹の立場はすっかり逆転しています。姉のブランチは大女優、妹は過去の人。
そんな或夜に、姉妹が車で事故を起こしてしまいます。
数十年後。かつてブランチが購入した屋敷に老女となった姉妹が暮らしています。
ブランチは半身不随で車椅子、ジェーンはアル中。

ここからがこの映画の主要部です。
何がジェーンに起こったか?です。原題もそのまま "WHAT EVER HAPPEND TO BABY JANE?"
この先の内容には触れません。
最後にあの事故の真相が明らかになり、全く見事な、悲しくて美しいラストシーンへ。
このラストシーンは秀逸です。多分、ずっと忘れないでしょう。

とにかくオススメします。僕、映画随分たくさん観てきましたけど、これだけ観てよかったと思えるのって滅多にありません。

好きなもの語る時って、ちょっと力み過ぎますね。


2015年1月21日水曜日

新年のあいさつ、好きですか?

正月休みが明けて、3週目に入りました。

このあたりになると、日々の生活がほぼ通常モードとなり、一安心です。

新年のあいさつ、好きですか?

こう聞かれて、好きですと答える人って少ないんじゃないでしょうか。
僕は苦手なんです。苦痛に近いです。
緊張するし、照れくさいような、恥ずかしいような。仕事関係のあいさつの事ですが。

何もおかしな事をしているんじゃないのにそう感じさせる主な要因は、
最初に発する言葉、「明けましておめでとうございます」にあるのです。

それで、毎年、毎年そのひと言目から逃れるために僕のやる事といえば、

まず、なるべく訪問を延ばす。
今頃まで延ばすことができれば、「明けまして、、、」を省いても良さそうな感じがしてきます。
しかし、「今年もよろしくお願いします。」と軽く自然に済ませられた清々しい幸福感の反面、
今頃来やがったと思われそうな出遅れ感、罪悪感を味わうことになります。
罪悪感を感じるようなことをやっていいわけがありません。
判っているのに毎年繰り返す愚か者なんです。

あとは、菓子などを持っていくなんてこともします。
「これ、お茶菓子にでもしてください。」と最初に差し出すことによって、
「今年もよろしくお願いします。」と自然な流れができます。
少々コストが掛かりますが、「明けまして、、、、、」を省けるんだから安いもんです。
相手も喜んでくれますし。
しかし、大人数の所は無理です。費用対効果っていうやつです。

いずれにせよ、あいさつ一つにくだらん事考えてんなよとは思うんですよ、自分ても。
新年のあいさつは、これからも続いていくし、そういうのいいなぁとも思っているんです。

でもね、きっと来年もおんなじ事やってるんですよ。