きのうは、かなり広い地域で雪が降ったようです。
ここ信州の南部もほぼ一日降りましたが、それほど多くはありませんでした。
そして今日は、朝から晴れ。美しい雪景色です。
僕は、雪景色が他のどんな風景より好きです。
太陽の光をキラキラ反射して眩しい真っ白な風景は、美しい。
しんしんと雪の降る夜も良いもので、散歩することも有ります。
冷たい空気がいつもより清潔に感じられます。静寂の中、雪を踏みしめる音と、自分の呼吸音だけを聞きながら歩きます。
随分まえに、エスキモーについて書かれた本を読みました。
その中で、今でも覚えていることが有ります。
雪の地に生きるエスキモーに、”雪”に相当する言葉が無いというのです。
エスキモーにとって、雪は生活に密接に関わるものだから、どんな性質の雪なのか、どんな降り方をしているのか、そういった様々な状態の雪を表す言葉がたくさんあるのであって、全部をひっくるめて呼ぶ雪という言葉はできなかったということです。
僕の住む地域は、雪は多くは降りません。家の前の通りの雪かきをたまにするくらいで、一日に20センチも降ったら大雪です。
だから、雪景色が美しいなんて言ってられるんですよね。
豪雪地帯に住む人たちは雪景色が美しいとは思わないでしょうね。当たり前の風景ですから。
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