2015年8月31日月曜日

歳時記をkindle版で

歳時記をkindle版で買いました。夜寝床でいくつか読むのが楽しみになっています。
俳句の季語が載っているやつです。

俳句ではもうとっくに秋なわけだけど、あの嘘のように暑い夏もあっという間にどこかに行っちゃったこのごろには、秋の季語もしっくりきます。
季節にまったく無頓着だった僕も、歳時記読むようになってから色々な物に目が行くようになりました。いままで気にも留めなかったものがいとおしく感じられます。

季語って、時流に添って増え続けるものだそうで、意外なものを発見するのも楽しいもの。
「運動会」も秋の季語になっている。

夏が終わり、秋を感じる今ごろって、一年で1番寂しい気分になります。どうしてだろう。

今日も僕の仕事机の上で。

2015年8月29日土曜日

「夜明け前 憑(たのめ)の華」と芋がらの煮物

今晩の酒は、「夜明け前 憑(たのめ)の華」



辛口だけど、お米の旨味がしっかりとした好みの味。辛きゃいいってもんじゃない。日本酒度+8ほど辛さを感じさせない、香りも程よくいい感じ。これは、常温か、冷がいい。

肴は、芋がらの煮物。かつおだしと塩、醤油で薄味に煮ます。


こりゃ旨いってほどじゃないけど旨い。こういうのが酒にあうんだなぁ。




「田ぐち」 「御嶽もなか」は超オススメ

今日のゴルフは、前夜から続く雨で残念な結果に。雨ならみんなサッサと打ちそうなもんなのに、進行遅くて参った。途中からスコア付けるのやめちゃった。

で帰りに、木曽のお菓子屋さん 「田ぐち」 。木曽に行ったらぜひ立ち寄りたいお店です。地元のみならず有名店です。

今日買ったのは「御嶽もなか」と「木曽の木霊」




特に「御嶽もなか」は超オススメ。
普通の最中って、皮がパリパリしているでしょ。歯や上顎にはりつちゃってね。
「御嶽もなか」の皮はしっとりしているんです。歯ごたえがあるくらいしっかりしています。たっぷりの餡は、甘さ控えめ、ほんとうに独特なもの。僕は、一つじゃ我慢できません。




2015年8月27日木曜日

5つ星映画 「第三の男」

「第三の男」 1949年 イギリス モノクロ

主演のオーソン・ウェルズといえば、「市民ケーン」と「第三の男」が特に有名。「市民ケーン」はアメリカ映画のベスト1に選ばれるほどだけど、僕は断然 「第三の男」。

物語の面白さはもちろんだけど、とにかくこの作品の良さは、、全編に流れる雰囲気。
第二次世界大戦後間もないウイーン。戦争の傷跡と、混乱と、安堵感。アントン・カラスのテーマ曲が見事にマッチしている。
第三の男ハリーが初めて現れるシーンは鳥肌モンだ。
強烈に印象に残るシーンが目白押し。
そして、あのラストシーン。これほどかっこいの、他にある?


何年か前に見たキャロル・リード監督へのインタビュー番組で、この作品の面白いエピソードを語っていました。

ウイーンの大きな下水道に逃げ込んだハリーが警察に追われ、追い詰められていくクライマックス。
ハリー役のオーソン・ウェルズが、こんな汚いところでの撮影は嫌だと、俺は清潔な国アメリカから来たんだ、サンドイッチはセロハンに包まれているんだと言って帰っちゃたんだそうです。
で、鉄格子の蓋を持ち上げて逃げようとするんだけど開かなくて、格子から出る指が無念そうにもがく有名なシーン、監督の指なんだそうです。
これ知ってて観ると、確かに本人じゃないと判る場面がけっこうあって面白い。

2015年8月26日水曜日

「黒松仙醸 本醸造」と「天の橋立 ホタルイカ」

秋めいてきました。
今朝も目覚めると、猫達が僕のベッドでいっしょに寝ていました。

今晩は地元の酒、「黒松仙醸 本醸造」をお燗で。
たまにしか味わえないお気に入りの高級な缶詰が肴。
そんな時こそ、良く出来た非純米酒です。
すっきり、さっぱり、料理が引き立ちます。
アル添酒友の会会長が言うんだから間違いない。



「天の橋立 ホタルイカ」
ボイルしたホタルイカの燻製を油漬けにしたもの。
少々お高いけど、これはイケます。お試しあれ。
ちょい情けない事言うと、13匹だから一匹50円位。
燻製の香り弱め、塩味も薄め。僕はピンクソルトを少しだけガリガリします。親父は七味。




ミズオオバコの美しい花と、半端無く古いバス、がまガエル号

仕事の空き時間に近場をドライブ。

トンボの繁殖池。


公園の一角の小さな池なんだけど、メダカやどじょうや様々な水生昆虫が生息していて、多種のトンボが繁殖している。


 ミズオオバコの花がたくさん。


とても美しい花なんだけど、残念なピンぼけ。
ちょっとした場所でも、環境が整えば多様な生物が生き続けられるんだなぁ。


帰り道の途中で半端無く古いバス。がまガエル号
持ち主が名づけたのか、愛称でそう呼ばれていたのか。





2015年8月25日火曜日

懐かしいヤツに出会った。「シトロエン BX」

仕事の打ち合わせの帰りに、懐かしいヤツに出会った。


僕が15年前に乗っていた、シトロエンBX ブレーク
今日のは赤のハッチバックだったけど、まだ元気に走っているのがいるとは。

15年前、シトロエンが大好きで、中古車雑誌で捜して、東京まで行って買った。
製造終了してから何年もたつモデルで、走行距離は7万キロくらいだったかな、値段は忘れちゃった。

シトロエン独自のエアサスで、エンジンかかってない時はこの写真よりぺったんこに沈んでいて、エンジンかけると、前、そのあと後ろとムックリと起き上がるわけ。伏せている動物が起き上がるみたいでカッコ良かった。
はじめからサスペンションのオイルが絶えすジワジワ漏れていたけど承知していたことで、LHMオイルをたまに足しながら走ってたなぁ。全然いやじゃなかった。

それなのに、ディーラーにLHMオイルを買いに行った時、試乗を勧められて乗ったら、これがあまりにも良くて、こいつとおさらばすることになったわけ。

ネットでBXの中古調べてみると、まだ在るんだね、何台か出てくる。しかも結構な値段。僕が買った値段より高いくらいかも。
長く注いだ愛情へのご褒美かな。

2015年8月24日月曜日

トイプードルの♂、7ヶ月 我が家に家族が加わりました。

今夜、我が家に家族が加わりました。
トイプードルの♂、7ヶ月。
元の飼い主の家の子供にアレルギー症状が出てしまって困っていて、じゃ、うちに来るかということに。
何日かはゲージからあまり出さないほうが良いとのこと。疲れちゃうんだそうです。
猫と違って、すぐに慣れそう。寂しそうな素振りはまったくなし。
猫と違って、写真が撮れない。少しじっとしてくれ。




2015年8月22日土曜日

中央道晴ヶ峰カントリー倶楽部でラウンド

中央道晴ヶ峰カントリー倶楽部でラウンド。
早朝スルー、7時00分一番組。
時間早いのもあって、標高1300mは涼しかった。セミはわんわんと鳴いているんだけど、もう秋のような爽やかさ。1リットルのドリンクがずいぶん余まりました。

前半INスタート。
全体的に安定していたんだけど、なぜかいつもより距離が出なくて、バンカーに捕まること5回。
それでもスコアは上出来の41。
1番だったから快調に1時間40分で後半へ。

後半OUT。
スタートまで20分待ちの間に、バンカー練習してスタート。
そしたら後半は一回もバンカーに入らず。10番の3メートルからの3パットボギーが尾を引いちゃった感じでスコアは45。
後半は十数組の後に付くわけだから、一打ごとに待つことになって、2時間30分。
結果は41+45=86。

バンカーに入ると、出すだけになっちゃうんです。ボールの後ろ3センチにクラブを落とすつもりなのに、必ず10センチも手前に入ります。これはもう、ホームランが怖いという気持ちの問題に違いないんです。僕の課題の一つ。







2015年8月20日木曜日

賑やかな夜の虫の声で、静かな夜がよりいっそう静かに感じられる

夜、庭で鳴いている虫の声を聞くと、夏の終わりを感じます。

数日前は一匹で庭を独占していたコオロギが、今夜はどうやら三匹。他の虫も混ざっている。
賑やかな夜の虫の声で、静かな夜がよりいっそう静かに感じられるから不思議だ。

そういえば、コオロギを最期に見たのはいつだろう。

僕の好きな俳句にこんなのがあります。
蟋蟀(こおろぎ)のこの一徹の顔を見よ
”この一徹の顔”とはお見事。
子供の頃に、あの仮面ライダーのような顔をじっくり見た経験がなかったら、理解できないのかもしれない。

採れ過ぎゴーヤを使ってラタトゥイユを作った 

ゴーヤの成長は凄まじいほど。
たった数日で、葉っぱの陰にひるむほどでっかいのを目にすることになります。


左の一番大きいのが40センチ。これ以上大きくなったら、おそらくアウト。

ゴーヤたっぷりのラタトゥイユを鍋いっぱい作りました。


ゴーヤを入れたの初めてだけど、ゴーヤの歯ごたえと少々の苦味がいいです。

ラタトゥイユは、重宝します。

大学に入って一人暮らしを始めたときに覚えたんだけど、ほんと、助かりました。それからずっとたまぁに作ります。
簡単に作れて、パンにも、ご飯にも合うし、余ったご飯と炒めれば美味しいチャーハンになる。
あとオススメは、カレー。ラタトゥイユを大量に作って、小分けして冷凍にしておきます。それを、鍋のお湯にドボンと入れて、カレーのルーを加えるだけで、美味しい野菜カレーに。

2015年8月18日火曜日

生物の種族ごとの重量はどれくらいか

先月ひどい下痢になりまして、胃腸の丈夫さには自信のあった僕には初めての経験で、それは辛い状態が2週間近く続いたもんだから、日頃滅多なことでは医者に行かないんだけれど、さすがに何か重篤な病気なんじゃないかと心配になりました。
ネットで調べてみると、腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れて、善玉菌が不足するせいだっていうのを目にしました。それで、生きたビフィズス菌を腸に届けるっていう薬を注文して飲み始めて何日かで、治りました。
薬が効いたのか、2週間近くですからね、ほっといても治まる頃合いだったのか。
二度と御免の経験でした。


菌といえば、数年前にある雑誌で、忘れられない衝撃的な記事を読みました。
生物の種族ごとの重量はどれくらいか、について書かれたものです。

人間と蟻の重量は同じくらい。
   これは、ああそうなんだ、って感じです。

オキアミは人間の十数倍。
   これも、広い海にいっぱいいるからそうだろうなぁ、となんとなく納得しちゃいます。

まだいくつも比較されてたけど忘れちゃった。
で、

全生物の総重量の八割が微生物。
   これには驚きました。顕微鏡じゃなきゃ見えないあのちっちゃいのがですよ。

極めつけは、

人間の体には1.3kgの微生物がいる。
   牛乳パック1本半の微生物が。信じたくありません。
   

2015年8月17日月曜日

猫の耳ダニなんてのがいること、知らなかった。

猫の耳ダニなんてのがいること、知らなかった。
しきりに足で耳を掻くんで見てみると、汚ねぇー。
真っ黒に汚れていて、綿棒で掃除しようとしたら、ネチョネチョ。なんとも不快なニオイまでする。
痒いからだろう、頭をブルブル振ると、クチュクチュっと水っぽい音がして。
これはちょっとマズイなと医者に連れてったら、耳ダニだということ。
耳に薬を入れて、洗浄して、獣医さんに、ダニが出てきたけど見ます?って言われたけど遠慮しときました。
このダニ、しぶといらしく一回の洗浄じゃダメだそうです。
猫が耳痒そうにしていたらご注意を。





「ソロモンの指輪 動物行動学入門」をkindle版で再読

「ソロモンの指輪 動物行動学入門」 コンラート・ローレンツ著
誰がなんと言おうと名著です。
ほんと久しぶりに読みたくなったんだけど、押入れのダンボール箱から探し出すなんて、そこまではしたくない。
それで、kindle化されてないかと探してみたら、有りました。即購入。一気に読了。

”動物の話を書くためには、生きている動物たちにあたたかい、いつわりのない感覚を持っていなくてはならない。”

序文の始めのこの言葉に貫かれた、あたたかく、幸せな本です。
オーストリアの田舎暮らしのなかでの、ローレンツと動物たちとの交流や、様々な生態が描かれています。

カラスに愛されて、グチュグチュに噛んだ虫をプレゼントされて困ってしまう話。

ガンの卵を自分で温めて孵して生まれた子が、ローレンツを親だと認識してしまう話。これはあの有名な「刷り込み」の研究です。ガンの子たちを引き連れて、中腰でガン語を鳴きながら散歩をしているところを、観光客の一団に見られてしまったなんていうエピソードも楽しい。

他にも多々。

”野生の動物たちを相手とするこのような観察生活と研究の素晴らしい点は、動物たち自体も驚くほどものぐさだというところにある。真の文化をもつ暇さえ無い現代文明人の、少々馬鹿げた忙しさは、動物にはまったく縁がない”

最初に読んだ大学生の時に、中学生のころにでもこの本読んでたら僕の人生変わっていたかも、なんて思いました。

2015年8月13日木曜日

5つ星映画 「デッドマン」

「デッドマン」  1995年 米
  脚本・監督 ジム・ジャームッシュ
  音楽     ニール・ヤング
  主演     ジョニー・デップ

この映画、たまらなく好きです。
なんでこんなに惹かれるんだろう。

主人公ウイリアム・ブレイクが汽車に乗って、職を求めてある街にやってきます。
紹介状を反故にされ職を得られず、その夜知り合った女性の痴情騒動に巻き込まれ、ブレイクをかばって撃ち殺された女を貫通した銃弾で自身も胸に深手を負ってしまい、女を殺した濡れ衣を着せられ、賞金の懸かったお尋ね者となってしまいます。
インディアンの大男、”ノーバディ”から傷の手当を受け、2人の旅が始まる。
ウイリアム・ブレイクの、あの世までの旅。あの世に帰る旅。

「お前を殺した奴を殺したか?」
「僕は死んでない」
「名前は?」
「ウイリアム・ブレイク」

その名の轟く殺し屋や保安官に追われる逃走劇は、静かに、淡々と流れていきます。

ノーバディに、ウイリアム・ブレイクが骸骨と重なって見える。
「君を魂の故郷に連れて行く」

ウイリアム・ブレイクの傷は悪化する。自力で歩くこともできない。

ノーバディは、あつらえたカヌーを飾り、死に装束を纏わせたウイリアム・ブレイクを乗せる。
「お別れだ、ウイリアム・ブレイク。君は生まれたところへ戻る」
雨が降る大海原を流れて行くウイリアム・ブレイク。



ノーバディに、ウイリアム・ブレイクはどう見えていたのか。
死んでいく男なのか、
死んでいる男なのか。
男があの世へと向かう物語なのか、
死んだ男をあの世へ送る物語なのか。









2015年8月10日月曜日

再び「ジガバチ」

10日経って、再びジガバチ。
仕事場の三和土の下の同じ所。多分、穴が掘りやすいんだろうなぁ。あと、雨除けのひさしがあるのもポイントか。
穴をほって、獲物を埋める。
見事な仕事ぶりに魅せられます。
料理人の包丁さばきや、職人の手仕事に見入ってしまうように。
この場合だと、工事現場のショベルカーのムダのない動きかな。
最期の慣らしの丁寧さは笑ってしまうほどだけど、案外、生き死にの重要点なのかも。

2015年8月5日水曜日

ゴルフボールは真っすぐ転がらない

ゴルフ雑誌を毎週購読していた時期があります。
ゴルフを始めて少し経った頃だから10年近く前だと思います。
当時、オカルト批判で有名だった大槻教授の連載があって、ゴルフボールの転がし実験の記事があったんです。
学者らしく、綿密な条件設定の元、有名メーカーの有名ボールを、それぞれ、かなりの数、かなりの回数レールから転がして、止まった位置とセンターラインの距離の平均を出していました。
たしか、転がる距離は数十センチだったと思います。
その結果は、
20銘柄近くあった中で、1番真っすぐ転がったボールが10mm弱。以下、上位は僅差で続きます。
で、ホール(穴)の半径分曲がったら、ボールのせいで入らないことになるわけだけど、さすがにそこまで曲がるのは無かったが、それに近いものはあった。
というものでした。数十センチの転がりでこれだけ曲がったら、2メートならどうなるんだよと驚きました。でも考えてみれば、大きく曲がりだすのは速度が落ちてからだから、距離はあまり関係ないのか。にしても、穴の半径近くは大きいです。平均値だから、中にはもっと曲がるのもあるはずで。つまりボールのせいで入らない。
重心をど真ん中に作るのって難しいんですね。まん丸に作るのは、まん丸の型で作るんだからできるでしょう。
問題なのは、比重の違う素材の何層かを均一に重ねることでしょう。いかにも難しい。不可能に思えます。考えついたら大儲けできるでしょう。
ちなみに、転がし実験の上位3つは、いずれも日本メーカーでした。

2015年8月4日火曜日

ゴーヤの初収穫。

庭に植えたゴーヤの初収穫。


先月27日に10センチくらいだったのが、10日足らずで25センチ。一日でデカくなってるのが判るくらいの勢いです。
ツナマヨで和えて、イッパイ飲ろう。

野菜育てたの初めてなんだけど、楽しいものですね。今から来年は何を植えようかなんて考えています。

2015年8月3日月曜日

”ハッチョウトンボ”の日本有数の生息地

どうやら午後は仕事が空きそうな気配。こういう事がたまにあります。そういう時は、なるべく仕事を離れて出かけるようにしています。お客様の返事をまだか々と待っていても、なければ時間の無駄。
近くに「とんぼの楽園」ていうのがあるのを知っていたので、行ってきました。

その数が著しく減っている”ハッチョウトンボ”の、日本有数の生息地だそうです。
ハッチョウトンボは、体調20mmということだから、そんな小さなトンボ、僕は見たことありません。
写真に収めてやろうと出かけたのですが。


”とんぼの楽園”の標識を折れて、田んぼの中の細い道をくねくねと行くと間もなく到着。広い駐車スペースと東屋があるけど、誰もいませんでした。

日当たりが良く、枯れない湧水湿原にのみ生息するというのがハッチョウトンボの生息条件だそうで、まさにそんな所。広さは、こじんまり。


しばらく、ハッチョウトンボを探したけど、残念ながら、見られませんでした。トンボ自体が少なかった。ツバメが水面上をしきりに飛んでいたからそのせいかも。

でも、メダカが泳いでいて、ミズスマシやゲンゴロウを見ることができました。彼らを見たのは子供の頃以来。妙に感動してしまいました。

「戦後史の正体」-必読です

土、日で読んだ三冊の内の一冊「戦後史の正体」、これがおもしろかった。
買ったまま溜め込んでおいて、結局読まずに処分ってのも結構あるんだけど、これはそうしないでよかった。
元外交官が、”高校生でもわかるように”終戦から現在までの日本の歴史を、アメリカとの関係に絞って書いたものです。
この本に一貫して書かれているのは、戦後、目まぐるしく変わる世界情勢の中、米国の徹底した国益優先主義にもとづく日本に対する圧力と、日本の「対米追従」です。米国の横暴さとそれに逆らえない日本の不甲斐なさを嘆くという側にかなり寄っています。反論も多いでしょうが、面白いです。戦争から現在に至るまでいろいろと興味が湧いてきます。戦後70年、ぜひ、一読を。