2015年8月5日水曜日

ゴルフボールは真っすぐ転がらない

ゴルフ雑誌を毎週購読していた時期があります。
ゴルフを始めて少し経った頃だから10年近く前だと思います。
当時、オカルト批判で有名だった大槻教授の連載があって、ゴルフボールの転がし実験の記事があったんです。
学者らしく、綿密な条件設定の元、有名メーカーの有名ボールを、それぞれ、かなりの数、かなりの回数レールから転がして、止まった位置とセンターラインの距離の平均を出していました。
たしか、転がる距離は数十センチだったと思います。
その結果は、
20銘柄近くあった中で、1番真っすぐ転がったボールが10mm弱。以下、上位は僅差で続きます。
で、ホール(穴)の半径分曲がったら、ボールのせいで入らないことになるわけだけど、さすがにそこまで曲がるのは無かったが、それに近いものはあった。
というものでした。数十センチの転がりでこれだけ曲がったら、2メートならどうなるんだよと驚きました。でも考えてみれば、大きく曲がりだすのは速度が落ちてからだから、距離はあまり関係ないのか。にしても、穴の半径近くは大きいです。平均値だから、中にはもっと曲がるのもあるはずで。つまりボールのせいで入らない。
重心をど真ん中に作るのって難しいんですね。まん丸に作るのは、まん丸の型で作るんだからできるでしょう。
問題なのは、比重の違う素材の何層かを均一に重ねることでしょう。いかにも難しい。不可能に思えます。考えついたら大儲けできるでしょう。
ちなみに、転がし実験の上位3つは、いずれも日本メーカーでした。

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